Hana's sanctuary

HSPの日常

外国人として働くということ

今日は、私の現在のアルバイトについて書いていきます。

私はとあるコーヒーショップで働いています。実は、おしゃれなカフェでゆったり働くのは、日本にいた頃からの夢でもありました。日本ではおしゃれとは無縁な環境で働いていたので(笑)

 

ところが、私は自分がコーヒーを飲まないので知らなかったのですが、コーヒーショップって本当に忙しいんですね。コーヒーがないと仕事にならないとばかりに、朝はたくさんの方が出勤前に来店し、それ以外の時間帯もお客さんが全く来ないときはありません。

 

そしてこれも知らなかったのですが、コーヒーが好きな人たちはこだわりが多いんですね。豆の煎り方、ミルクの種類、ミルクの温度、スチームミルクのフォームの量など、自由に選ぶことができ、なるべくお客さんの好みに近いドリンクを提供できるようにするのですが、これって日本でもそうなんでしょうか?

こちらではレストランでも自分好みにカスタマイズして注文するのが普通みたいですね。日本ではそもそも、メニューにないものを頼むという発想自体ないと思います。

 

 

毎日本当に忙しいです。

正直HSP向けの職場ではありません。しかし私が、自分がHSPであることに気づいたのは、ここで働き始めてからでした。

 

同僚たちもお客さんたちもネイティブが多く、英語を学ぶ環境としては最高だと思います。

 

しかし忙しいだけでもストレスなのに、「自分が英語ができないせいで迷惑をかけているのではないか」、という心配で毎日胸が押しつぶされそうです。

注文をとるという簡単な仕事でさえ、うまくできないこともあります。

注文をとるだけならまだしも、お客さんにとっさに何かを質問されたとき、それに英語で丁寧に答えることができません。

同僚に指示されたことが正しく聞き取れず、指示と違うことをしてしまうこともあります・・・。

 

英語を当たり前に話せる人たちの中に自分一人だと、自分は大きな障害を抱えながら働いているような気がしてしまいます。

私はここではどう見ても外国人なのですが、「外国人なのに英語で頑張って働いている」という見方をしてくれる人は、当然ながらほとんどいません。(ここは移民が多いですしね)

注文が聞き取れず聞き返すと、それだけでも癇癪を起されてしまうことがあまりに多く、気が滅入ります。

 

それでも同僚たちは優しく接してくれるのですが、

本当は迷惑だと思ってるんじゃないかなとか、

私がいないところで悪口を言っているんじゃないかなとか、

今ため息をついたのは私のせいかな?とか、

つい考えてしまうのはHSPの気質ですね(笑)

 

私が日本で働いていたところは、仕事ができない人は容赦なく陰口を言われるような環境で、一年目のときは本当に苦労しました。その時のことがトラウマとなっているのもあるかもしれません。

 

せめて気の利いたことでも言えればいいのですが、そこまで英語が流暢ではないのが本当に残念です。

みんなのおしゃべりのなかに上手く入っていくこともできず、言葉がつかえないということは孤独だと痛感しています。

もともとおしゃべりな方ではありませんが、今ではさらに無口なキャラになっています。本当は冗談を言い合ったり、もっと親しくなったりできればよいのですが今の私では難しいですね。

今の私がとっさに言えるのは "Sorry"と "Thank you"くらいなので。

いや、情けない・・・。本当にこれを一日中何度も繰り返しています。

 

この外国人としての孤独感、もどかしさ、虚しさは、きっと同じような経験をした人にしか理解してもらえないかもしれません。

 

 

とはいえ、もう少しで帰国なのでこれもあと少しの辛抱です。

次はHSPの気質に合った仕事を見つけよう、と強く決心しました(笑)

そして日本で出会う外国人には、絶対に親切にしたいと思います。

 

 

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